かなり大まかな経済学史

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こんばんわ。

金曜は有給を頂き、埼玉県の長瀞に行ってきました。ライン下りはなかなかアクティブで、何もなく、散々バカにされてる埼玉も捨てたもんじゃねーぜ!!ってなりました。みなさんにもオススメです。

今日のテーマは「かなり大まかな経済学史」です。経済学ってただただ勉強しても頭ん中に入らない人も多いんじゃないかなと思うことがあります。そこで、経済学史を学ぶと多少なりとも頭の中に入りやすいのではないかと、すご~く簡単に経済学史をまとめてみました。ただ、私自身は大学院にも行ってませんし、もともとはただの経済学部生ですので、不正確なところも多々あると思いますが、ご容赦頂きたいと思います(;_;)

経済学史の流れはこんな感じになります。

①重商主義→②古典派経済学→③新古典派経済学→④ケインズ経済学→⑤新しい古典派

①重商主義

この時代の考え方は「貿易を通じて、お金を儲けましょう」という考え方。そのために政府が介入して、関税で輸入を制限し、輸出奨励金を導入して、輸出と輸入の差額を大きくしましょうという政策が取られます。お金を儲けるために政府が様々な政策を取り、自国の経済を保護しようとします。カネカネの時代。

②古典派経済学

代表的な経済学者はアダム・スミスやリカード。古典派経済学の学者達は、重商主義では、政府がいろいろカネカネで儲かるための政策をしてるうちに、一部の業者が儲かるだけの政策になっていたり、植民地で貿易するための借金が増えていたり、本当に国民のためになっていないのではと考えました。そこで、「政府はやるべきことを最小限にして、市場の自由にさせておけ!」という考え方を主張します。民間が利益を追求すればみんな必要なものが必要なだけ作られるという市場メカニズムの概念を打ち出します。スミスは分業の優位性労働価値説などの重要なテーマも取り上げています。比較優位論で有名なリカードも同じような考えですが、スミスの考え方を発展させています。

③新古典派経済学

市場に対しては、古典派と同じような考え方。新古典派はアダム・スミスらの主張を数値で証明しました。新古典派の始まりは「限界〇〇」です。今のミクロ経済学でもよく出てくる、限界効用とか限界費用とかいうアレはこの時代に出てきました。限界〇〇は「なんかを1単位増やした時の増加分」という意味です。消費者が1番得になるような消費の組み合わせを考えるのに、微分が使われます。みんなの最適な消費量とみんなの最適な生産量を足し合わせていって、各財の最適な需要量と供給量が決まる。それが市場で足し引きされながら、均衡の価格が決まる。政府じゃこのような均衡状態は実現できないよってなことで、新古典派も小さい政府を主張しました。代表的な学者はマーシャル、ワルラス、メンガー、ジェボンズなどです。

④ケインズ経済学

ケインズによる新しい経済理論の創出の背景は、世界大恐慌です。世界中で不況に陥り、4人に1人は失業状態というとんでもない状態だったわけです。古典派では、セイの法則を前提としていました。簡単に言うと「作った物は売れる=需要と供給は一致する」という法則です。古典派ではこれが労働市場にも当てはまると踏んでいましたが、世界恐慌では失業は減りませんでした。ケインズはそもそもこのセイの法則が流動性選好によって当てはまらず、不完全雇用均衡が発生するとします。流動性選好は、簡単に言えば、お金を手元に持っておきたいという性質のことです。古典派では、人は収入を得ると、きっちり消費し、余れば利子を取るために人に貸し、収入を使い切るという前提がありました。その古典派の前提が流動性選好により崩れると、ケインズは主張します。全て収入を支出するわけではなく、普通は手元にある程度持っておくよねということです。そうなるとセイの法則が崩れ、失業を減らすためには、政府の金融緩和や財政支出が必要であると「大きな政府」を主張します。道路を作ろうとすれば、土木作業員の人が必要になるし、建設会社は儲かり、雇用を増やすというわけです。あのケインズ経済学の基本であるIS=LM曲線はヒックスが考え出したモデルです。

⑤新しい古典派

この新しい古典派も時代背景があります。オイルショックです。この時は不況なのにインフレという何ともおかしな状態になり、「スタグフネーション」という言葉もできたくらいです。ケインズ経済学では、このインフレも失業もある状態を改善することができませんでした。このことからケインズ経済学への不信が生まれ、古典派への回帰を主張する「新しい古典派」が登場しました。新しい古典派の代表的な学者と言えば、フリードマンやルーカスです。新しい古典派は個々人が自分に有利なことを合理的に選択し、将来の経済状況を合理的に予想すると考える立場を取ります。合理的期待っていうやつですね。

こんな感じです。経済学も、今どの時代の何を求めるためにやってる理論かな~と意識して勉強すると理解が進むんじゃないかなと思います!

では今日はこの辺で!


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